<監査基準の必要性・意義・性格・効果>
1社会的信頼性
2監査自体が社会から信頼されていないならば
適正意見を表明しても誰もそのF/Sは信用しないことになるので
財務諸表監査の前提に社会的信頼性が必要となる
3 1監査の実務慣習に立脚しているので実践可能性がある
2全ての監査関係者の合意に基づいているので公正妥当性がある
3法律と同じ規範性を有しているのでその遵守は強制されている
4監査人:監査基準に準拠して監査を実施することにより
社会が監査人に期待するある一定以上の水準の監査を行うことができる
また監査人の責任の範囲を明確にし不当な責任追求から監査人を守ることにも役立つ
利用者:財務諸表監査の目的・内容や限界を正しく理解することが可能となり
監査に対する誤解や過大ないし過小な期待を防ぐことになる
5適正なディスクロージャー
6意義:社会の監査に対する期待と監査人の実際の機能との乖離
監査基準を適宣 適切に改訂することは監査人の実際の機能を高めると共に
社会の監査に対する期待を適正な水準に近づけることにより
期待ギャップの解消に役立つ
<監査基準の設定主体>
1パブリック:企業会計審議会
長所:金融庁の諮問機関が設定主体となることで公正妥当性を有し
各種監査関係者の利害の調整に役立つ
プライベート:日本公認会計士協会
長所:公認会計士の統括団体が設定主体となることで実践可能性を有し
監査環境の変化に迅速に対応して監査基準の設定や改訂を行うことが出来る
2公認会計士は監査基準を設定するだけの専門的知識も実務経験も持っていなかった為
3基本的・一般的な部分は企業会計審議会が担当し
個別的・具体的な部分は日本公認会計士協会が担当する と言う構造
平成3年改正
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